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歯科経営【改善6ステップ】ブログ

「医院理念・経営目標の3つの視点とセルフ・チェックポイント」

歯科経営改善6ステップ

 

前回までに「医院理念・経営目標」のアウトプットの

重要性、その活用法などについてお伝えしてきました

が、貴院の状況はいかがでしょうか?

 

 

前回の最後に問いかけました。

貴院では、「医院理念」「経営目標」は明確にしていますか?

貴院では、「医院理念」「経営目標」を全スタッフと共有していますか?

貴院では、「医院理念」「経営目標」をベースにコミュニケーションしていますか?

 

ぜひとも、院長先生ご自身に問いかけてみてください。

 

そして明確な「YES!」がすべての問いかけに答えられない先生は、

改めて当ブログを読み返してもらい、実践することをおススメします。

 

100%ではないけれども、「YES」に近い回答が出来た先生方は、

ぜひとも今回のブログ内容を参考にして、自院の理念や目標を

さらにバージョンアップしてみてください。

 

まずは「医院理念」について必須の3つの視点です。

 

○医院理念の3つの視点

【視点1】患者さんにとって、どういう医院でありたいか?

【視点2】スタッフにとって、どういう医院でありたいか?

【視点3】(地域)社会にとって、どういう医院でありたいか?

それぞれに対して何をコミットするか?

 

上記をざっと読んで違和感を感じる方は、医院理念の見直しが

必要だと言えるでしょう。

 

歯科医院を開業して経営者として存在し続ける上では、

上記の3つの視点が必須なのです。

 

よく私は個別支援に入ったクライアントの先生には、

「なぜ歯科医師になったのですか?」

「なぜ開業したのですか?」

という問いかけをします。

 

その時に、「自分のため」「自由に診療したかったから」などなど、

自分だけのことしか応えられない先生方には、

改めて上記の視点から考え直すことをお伝えします。

 

開業して20年が経過し、歯科医師になって25年以上も経過しているから

そんな想いや考えなんて、今さらないし、あったとしても忘れているよ!

と言われる先生もいらっしゃいました。

 

だからこそ、今この時点での想いや考えをじっくりと巡らせることが

医院経営者には求められるのです。

 

特に、昨今のコロナ禍の中で、将来が見えない(不安が大きい)時代だからこそ、

これからの自院をどうしていきたいのか、どういうことを大事にしていきたいのか、

を改めて想い、考える価値が高いと思うのです。

 

つまり先生自身がご自身と、トコトン向き合う時間が必要だということです。

そう意味では、このお盆休みなどは絶好の機会だと思いますので、

3つの視点と下記に記載のセルフ・チェックポイントを活かして

自院の理念や目標を見直してみましょう!

 

<医院理念の3つのセルフ・チェックポイント>

1)普遍性(医院のかかわるすべての人達に理解され、共有されること)

2)独自性(○○先生らしさ、○○医院らしさ、借り物ではないこと)

3)永続性(将来、分院長に継がれていくこと)

 

 

次回より具体的な【改善6ステップ】の内容に入っていきます。

 

 

次回をお楽しみに!!

 

 

当記事に関するご質問やご意見などは、コチラのフォームからお願いします。

 

「医院理念や経営目標を活用できていますか?」

歯科経営改善6ステップ

 

前回お伝えした「医院理念、目標のアウトプット」は

実践できましたか?

 

 

「医院理念、目標のアウトプット」を実践するというのは、

明確に打ち出し、スタッフと共有することです。

 

単に、医院理念を額縁に入れて掲出することではありません。

もちろん、先生自身の頭の中だけにあるだけでもいけません。

 

先生自身が思考を繰り返し、時には自問自答をしながらアウトプット

していくことが始まります。

そして産み出した「医院理念」「経営目標」をスタッフと共有し、

貴院の改善や成長への源泉として活用していくことが必要となるのです。

 

というのが前回までにお伝えした概要です。

 

 

すでに医院理念や目標を掲げている医院においても

その活用までをしっかりと実践できている方は少ないのではないでしょうか?

 

そして、それは開業したての新しい医院だけではなく、

開業して10年、20年以上経過していたとしても

医院を存続していく方々、特に自院を改善し、成長させていきたいと

思う先生方には必須であることをご理解ください。

 

なので、弊社が個別にご支援に入るクライアント様の医院においても

必ずこのステップ「医院理念、目標のアウトプット」から支援が始まります。

それが継続的に改善成果が獲得できる【改善6ステップ】のスタートなのです。

 

あるクライアントのスタッフに言われたことがあります。

このスタッフは、その医院に新卒で入社し、

すでに15年以上勤務しているスタッフでした。

「村上さんが来て、いきなり医院理念とか目標とかを院長先生が言いだして、

何が始まるんだろうという感じでした。

理念や目標と言われてもピンと来ていませんでした。

でも最近(私が関与してから約3年後)になって、

少しずつ理念や目標が理解できてきた感じなんです。・・・」

 

医院理念の共有に3年も・・・ではないんですね。

このスタッフの理解がとても遅い・・・ということでもないですね。

 

何がポイントかというと、「医院理念」や「経営目標」を

本当にスタッフと共有していこうと決意をしたら、

ずっと(何年でも)「理念」や「目標」を語り続けること

必要だということ

です。

 

キレイにレイアウトして飾ったら、スタッフが理解してくれるわけではありません。

耳障りの良い、カッコいい言葉を並べて書いたら、スタッフに浸透するわけではありません。

 

日々の診療や改善への取り組みの中で、院長先生自身が本気で「理念」や「目標」を

語り続けることが重要なのです。

 

例えば、スタッフの○○さんがミスした場合でも

「ウチの理念では~と書いてあるでしょう。

それに照らした時に〇〇さんの行動はどう思う?」

 

スタッフが患者さんへの対応が不十分だった点を指摘する場合には、

「今期のうちの目標には、患者様に対するホスピタリティを徹底する

ということを掲げているよね。

でも今回の〇〇さんの対応はそれを守れていなかったんじゃないのかな?」

などなど。

 

こんなことをスタッフとの日々のコミュニケーションで実践することが、

「医院理念」「経営目標」を実践しているということなのです。

 

そのためには、先生自身が心の奥底から(本気で)「医院理念」や「経営目標」を

アウトプットし絶対に実現(達成)してやるという心構えがないと、

「理念」や「目標」に基づいて語り続けるなんてことは不可能だと思います。

 

 

改めて問います。

 

貴院では、「医院理念」「経営目標」は明確にしていますか?

 

貴院では、「医院理念」「経営目標」を全スタッフと共有していますか?

 

貴院では、「医院理念」「経営目標」をベースにコミュニケーションしていますか?

 

 

今回はここまで。

 

次回は、「医院理念」に必要な3つの視点とチェックポイントについて

お伝えする予定です。

 

 

次回をお楽しみに!!

 

 

当記事に関するご質問やご意見などは、コチラのフォームからお願いします。

 

「医院理念や経営目標は明確ですか?共有できていますか??」

歯科経営改善6ステップ

 

前回まで、歯科経営改善の成果を獲得できる

【改善6ステップ】の全体像をお伝えしました。

 

いよいよ【改善6ステップ】の第1ステップに

はいっていきます。

 

それは、「医院理念、目標のアウトプット」です。

 

いかがでしょうか?

 

◇貴院では、「医院理念」「経営目標」は明確にしていますか?

 

◇貴院では、「医院理念」「経営目標」を全スタッフと共有していますか?

 

◇貴院の先生、スタッフは、「医院理念」に従い、「経営目標」を常に意識していますか?

 それらをサポートする仕組みはありますか?

 

「理念なんて今さら掲げたって意味ないでしょう(開業して20年も経ってるし…)」

「目標なんか立てたって、その通りになるわけないじゃん。

                (そもそもそれで10年やってきたし…)」

 という心の声が聞こえていませんか?

 

大切なことなので、繰り返しお伝えしますが、

医院経営改善の成果を継続的に獲得するための【改善6ステップ】における

最初の1歩が「医院理念、目標のアウトプット」なのです。

 

「医院理念を考えることで、自院の未来を集中して考えることができた」

「理念を理解して初めて院長先生が言っていることが少しずつわかってきた」

「どんな困難にぶつかっても、理念や目標を忘れずに日々行動できる屋台骨になりつつある」

などなど。

 

確かに歯科経営改善は、【改善6ステップ】の順番に沿って取り組んでいけば、

継続的な成果を獲得できる可能性はグーンと高まるのです。

 

しかし、すべてが順調にスムーズにいかないことも多々あることだと思いますが、

理念や目標を忘れなければ、大きくブレることはないのです。

 

だからこそ、医院理念や経営目標をしっかりと明確にし、スタッフと共有し、

院内に浸透させることが【改善6ステップ】の肝となるのです。

 

そして、「医院理念」や「経営目標」を掲げるべきタイミングは、

開業時だけではないことを明言しておきます。

 

医院経営を引退する方を除き、すべての院長先生には、

理念や目標は不可欠であり、開業してから何十年、経過していようとも、

経営者であり続けるなら「理念」や「目標」は不可欠です。

 

今回は、医院理念の概念(捉え方)をお伝えしておこうと思います。

 

なぜなら巷には、「理念」「ビジョン」「ミッション」「コンセプト」などなど、

色々なワードが曖昧なままで語られているので、混同しがちだからです。

 

もちろん色々な整理の仕方があると思いますが、私の整理としては

「理念」とは、「ビジョン」「価値観」「ミッション」を打ち立てたものを意味し、

行動の原動力、組織への説得力、成長へのモチベーションの源泉となるものです。

さらには、「理念」とは、「ミッションをもって、価値観をベースにビジョンを目指すための拠り所である。」ともいえるのです。

 

今回はここまで。

 

じっくりと自院の理念や目標について見直してみましょう!

 

次回は「理念」のチェックポイントや「目標」の正しい活用法についてお伝えします。

 

次回をお楽しみに!!

 

 

当記事に関するご質問やご意見などは、コチラのフォームからお願いします。

 

With/Afterコロナ時代の歯科経営戦略①

歯科経営改善6ステップ

 

前回より歯科経営【改善6ステップ】ブログを

お伝えしています。

 

歯科経営の改善成果を継続的に獲得するための

【改善6ステップ】はご確認いただけましたか?

 ※まだの方は、必ず前回ブログをご確認ください。

 

 

まず最初のステップは、「医院理念(経営目標)のアウトプット」でした。

 

開業前の先生はもちろん、開業して10年、20年経過していても、

改めて自院の未来を創る方向性や院長先生の想いを書き出してみましょう。

 

すでに医院理念や経営目標をアウトプットしている先生方には、

今この時代に見つめ直すことをオススメしています。

 

今回のブログの表題にあるように、「コロナ」の影響により、

大きな変化を迫られている今こそ、自院の未来に向けて

変革、革新していくことが求められているのです。

 

実は、今年の1月、弊社のクライアントでは毎年恒例の

年間方針発表会を開催していく中で、私からお伝えしたのは、

2020年は12年に1度の変革、革新の年になるということでした。

 

10年先を見据えた価値観の変化、新しい価値観への挑戦をしていかなければ、

今年からの変化にはついていけないという予測をお伝えしたのです。

 

ご承知の通り、「コロナ」の世界的な流行により、生活様式はもちろん、

歯科医療に対する価値観も大きく変化してきていることを

理解されているでしょうか?

 

一方で私がお伝えしてきたことには、人生100年時代の歯科医療・予防メインテナンスを

考えようという視点もお伝えしています。

(この点については、改めて当ブログでもお伝えしていく予定です)

 

いわゆる定期管理型で大型の歯科医院運営を確立している方、

自由診療収入の割合が3割ない保険診療中心の医院の皆様には、

変革、革新の年であることを特に意識しなければならないというのが、

2020年の最大のテーマ(経営者の使命)であると私は考えていました。

 

そこに「コロナ」が変革、革新を迫ってきたのです。

まずは「コロナ」に対処し、感染予防を徹底してきた今までを踏まえ、

これからはWith/Afterコロナ時代に向けた自院の経営戦略を思考し、

実践していくことが喫緊のテーマとなったのです。

 

歯科医院経営の原理原則は、どんな時代であれ、環境の変化に関わらず、

普遍的なものです。

しかしながら、自院の診療圏、スタッフの状況、地域の状況などに応じた

戦略を思考し、対策を実践していくことが、医院経営者に迫られているのです。

 

1つヒントというか、大切な視点をお伝えすると、

With/Afterコロナ時代には感染予防、自己免疫力アップ、健康意識の向上が

ますます高まり、口腔内の環境を清潔にすることの重要性が

圧倒的に高まってくる

という事実です。

 

すでにこの事実を自院の経営(予防への取り組み、診療方針の変更等)に取り込み、

医院改善、医院改革に取り組みつつある医院もあります。

 

貴院はどうですか?

 

With/After コロナ時代の貴院の取るべき戦略は明確ですか?

 

じっとだまって過ごしていけば、コロナ禍が過ぎ去っていき、

コロナ前に戻ると思っていませんか?

 

それでは、12年に1度の「変革、革新の機会」を逃すことになることを

自覚してください。

 

だからこそ、今こそ、自院の理念、目標を見つめ直すチャンスだということを

お伝えしました。

 

次回は「医院理念、経営目標」を思考し、アウトプットしていく上での

基本と重要ポイントについてお伝えする予定です。

 

 

当記事に関するご質問やご意見などは、コチラのフォームからお願いします。

 

当ブログの目的と活用法

歯科経営改善6ステップ

歯科経営【改善6ステップ】全体図

 

当ブログでは、最近話題のテーマなどを中心に

歯科経営改善に役立つ情報やノウハウを発信して

いきます。

 

 

 

特に

・With/Afterコロナ時代の歯科経営戦略

・人生100年時代の予防メンテナンス戦略

・働き方改革とスタッフ採用・育成・○○の実践ノウハウ

など、重要なテーマは色々とありますが、まずは、貴院の経営改善を

実践し続けることで改善成果を継続的に獲得し続けるための法則、

【改善6ステップ】についてお伝えしていきます。

 

この【改善6ステップ】は、私は歯科経営改善支援16年超の中で、

支援の基盤としてきた原理原則です。

 

増患や自由診療拡大などの経営課題に取り組むためのノウハウやツールなども

重要であると思いますが、何よりも、継続的に貴院スタッフの皆様と一緒に

自院改善に取り組み続けることこそが、貴院の未来を創る根本であることを

ご理解ください。

 

決してそれぞれのステップは目新しく、突飛なものではありません。

決してカリスマ経営者でなくては、できないものもありません。

決して貴院チームのスタッフが、みんなキラキラ、ワクワク系である必要もありません。

 

経営者である院長(理事長)先生が、自院を改善していく(自院のより良い未来を創る)

という決意をすることから、すべての改善ステップが始まります。

 

その決断は開業前であっても、開業後20年以上経過していても、

医院経営を続けていく上では、必須のものであることは間違いありません。

 

最近のコロナの影響から経営的な危機に直面している先生方はもちろん、

何とかコロナを乗り越えてきたものの自院の将来に漠然とした不安を持たれている先生方に

今こそ、しっかりと自院の経営改善の課題を明確し、改善状況を見つめ直す機会として

当ブログを活用していただければと思っています。

 

随時、最新の情報や事例なども交えて当ブログで発信していきますので、

継続してご愛読いただければ幸いです。

 

なお当ブログは原則として週1回月曜日にアップする予定となります。

当ブログはもちろん完全無料で提供していきますが、無料だからといって内容を

間引いたり、手を抜くことは一切ありません。

 

ブログを読んで疑問点などがありましたら、下記のコメントフォームから

いつでもお問合せください。

可能な限り、個別メッセージあるいはブログ内で回答していきます。

 

貴院と貴院にスタッフの未来がより輝くものとするために!

 

当記事に関するご質問やご意見などは、コチラのフォームからお願いします。

 

 

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